2. 国際特許出願(PCT出願)について

また、WIPOの2月3日付プレスリリースによれば、国際特許出願(PCT出願)について中国が2005年に出願した国際特許出願件数は2,452件だったとのことです(http://www.wipo.int/edocs/prdocs/en/2006/wipo_pr_2006_436.html)。 この出願件数は世界の10位ですが、前年比の伸び率で見ると43.7%増で世界1位であり、韓国(33.6%)、日本(24.3%)が続きます。出願件数ではアメリカが45,111件でトップ、日本が25,145
件で2位となっています。
PCT出願は日本について言えば日本語で日本特許庁(受理官庁)へ出願可能であり、自動的に調査報告書及び見解書を受け取ることができ、また保護を受ける指定国を優先日から20ヶ月又は30ヶ月以内に決定すればよいためメリットも大きいといえますが、指定国移行時には各国に出願する場合とほぼ同額の費用が発生し、最終的な出願コストはPCT出願費用が各国出願費用に上乗せされる形になります。
従って、外国での特許権利化を図る場合にはPCT出願のメリット、デメリットを検討の上、どのルートで出願を行うか決定することが重要であると思います。 |