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名古屋工業大学が、独自の特許出願法で成果を上げられているとのことです。その概要としては、独自発明について「コア出願」をとりあえず行っておき、企業に興味を持たれた「コア出願」については、外国出願も視野に入れた「補強出願」を行う、というものだそうです。
1.名古屋工業大学 独自の特許出願法で成果上げる
名古屋工業大学が、独自の特許出願法で成果を上げられているとのことです。その概要としては、独自発明について「コア出願」をとりあえず行っておき、企業に興味を持たれた「コア出願」については、外国出願も視野に入れた「補強出願」を行う、というものだそうです。
このような出願戦略は、大学独自の事情に基づく面もあるかと思います。即ち、大学では独自発明の創出過程で実験記録や論文原稿などが慣習上こまめに作成されており、「コア出願」のための資料が調っていて「コア出願」がし易いこと、独自発明の実施にあってはほとんど産学連携となり、「補強出願」に値する「コア出願」のテストの機会があることです。
しかしそれでも、上記出願戦略は企業にとっても参考になりうると思います。ご存じの通り特許出願は早めになさなければなりませんが、その出願が本当に役に立つかは出願時点では未知数です。そこで、事業範囲において広く浅く大事なところだけ「コア出願」を行っていき、各「コア出願」から1年以内の優先期間で得られた見通しに基づいて「コア出願」の重要性を判断して、重要と見たなら「補強出願」を行う、という上記戦略の応用が生きてくるかと存じます。
確かにたかだか出願日から1年では見通しはさほど変わらない、という考え方もできますが、それでも時の流れの速いこのご時世において、約1年で得られる情報は意外と多いものと思われ、特許出願を見直す機会を作る意味でも参考になる戦略であると思料した次第です。
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