ここ最近知的財産に関する講習会やセミナー等の情報を見聞する機会が増えたように思います。8月の新聞記事を見ても、ジェトロの中国特許に関するセミナー(8月1日、中部経済)、名古屋商工会議所の実践的意匠管理の講習会(同、中部経済)、そして日本弁理士会のITベンチャー知財戦略セミナー(8月14日、中部経済)と、複数の講習会等が開催されています。それだけ知財に関する知識や情報の取得に関するニーズが高いということでしょうか。特に、改正したばかりの意匠や、中国特許、ITベンチャーといったテーマが選択されているのを見ると、逆に受講者側のニーズが奈辺にあるのかを窺うことができ、興味深いものがあります。これも現在の知財事情を写す鏡と言えるかも知れません。
2. 先発明主義を先願主義へ移行する内容を含む特許改革法案について
今月7日、米国下院において、現行の先発明主義を先願主義へ移行する内容を含む特許改革法案が通過しました。今後上院での審議を経ることになりますが、唯一の先発明主義であった米国の特許制度の変革は、世界の特許調和に向けた大きな前進と言え、成立の推移を見守りたいところです。